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いらっしゃいませ

どう考えても分からない。

日曜日。
パパが家でずっとPCでお仕事をしていたので
私とこうたんは二人でデ-トをしてきました。

場所はいつものプレイスペ-スなんだけど。。。^-^;

↓ 初めて会った女の子と 何故か抱き合うこうたん。。。 ↓
どう考えても分からない。_c0040201_20342988.jpg

ランキングも こうたん健闘中!






夕方、パパの仕事が終わり次第 迎えに来てもらう手はずだったので
このプレイスペ-スで長く時間を潰すつもりでいたのですが。

30分もしないうちに 『帰る♪』 と言い出したこうたん。。。( ̄ー ̄;

いつもは まだ帰らない!>_<  とダダをこねて困らせるクセに。
これは何のいやがらせでしょうか。。(-_-;)

かと言って、早く帰ってもパパの仕事の邪魔をするだけなので。
隣りの建物、ヨ-カド-に行ってみることに。

すると。今度は逆に・・ 
↓ ボウケンジャ-と仮面ライダ-のオモチャコ-ナ-で動かなくなったこうたん。 ↓
どう考えても分からない。_c0040201_20344173.jpg

ボウケンジャ-の人形を持ったまま
お互いにただ立ち尽くしたままで数十分が過ぎ・・・

私もいい加減飽きてきましたが。
ママは本係になったので。(オモチャは買わないと決めたので)

ほちい! かうぅぅ~~! と言い続けるこうたんを

『 あ、それはまみちが買ってくれるって言ってたよ? 』

と、テキト-にごまかし。。。
何とかこの場を離れる事に成功しました。 (* ̄・ ̄)ホッ・・・

そして、ヨ-カド-の店内をてくてく散策。


最終的には またヨ-カド-内のプレイスペ-スに。


こうたんは喜んで飛び込んで行きましたが (さっきは帰るって言ったくせに。。)
広場を見た瞬間、
私は あれ・・? なんか変だな・・ と感じました。

ここは、走り回れる広い遊び場と、
ヨチヨチ歩きの赤ちゃんのための小さな遊び場に分かれているのですが

何が変だったのかと言うと・・・
いつも混雑している広い広場の方に、子供が3人しかいないのです。
かと思うと、隣りの赤ちゃん用の狭い広場の方が
もの凄く混雑しています。

赤ちゃん達で混んでいる訳じゃないんです。

いつもなら広い広場を駆け回っているようなちょっと大きな子達も
み~んな赤ちゃんの方にいるんです。
子供もママ達もギュウギュウになって。

変なの・・・。

と初めは思いましたが。

すぐにその理由が分かりました。


広い広場を占拠しているお兄ちゃん二人、と女の子。

ものすごく乱暴に遊んでいます。

こうたんも何度かぶつかられて倒れてしまい
ちょっと危ない感じだったので
こうたんをクッションの積み木で誘い、隅の方で遊ぶことにしました。

で、そのお兄ちゃん達のする事を 何気無しに見ていたのですが・・・・


その子たち、遊んでいるんじゃないんです。
2人の子で、1人の男の子をイジメているんです。

体の大きな男の子と女の子 (二人ともたぶん年長さん位) が
一回り体の小さな男の子を
追い掛け回し、殴る、蹴る・・・・・。

その小さな・・ と言ってもやっぱり年中さん位かな、その男の子が
いつ反撃するのかと見ていたのですが

その子はただ、黙ってやられています。

ただ黙って。
なにも反抗しない男の子を
大きな男の子が馬乗りになって頭を殴り続けていたり、

こういう場所によくあるクッションの積み木のようなもので
顔面を押さえつけたりしているんです。

やられている子は 時々苦しそうに

助けて とか、やめて とか。 ごめんね とか。

蚊の泣くような声で懇願しているのですが

大きな男の子はやめません。

どこまでも追いかけます。

何度か広場から裸足で逃げ出していましたが
すぐに追いかけられ
シャツの首のあたりを掴まれて戻ってきます。
その子の迷彩柄のTシャツはもう、
すっかり伸びきって、肩があらわになっていました。

そしてまた、広場の中央に転がされ、
顔面を足蹴り。
ぐったりとしている男の子の頭に足を乗せ
大きな男の子は もう一人の女の子に
『それ取って』 と
落ちている大きな馬型のクッションを取るように命令。
女の子が
これ~? と言いながら差し出すと
足で男の子の顔を踏んだまま、
そのクッションでバンバンと頭から体やらを殴っていました。

普通じゃないです。

静ママ、だんだんと手の平に イヤな汗をかいてきました。

振り返ると
赤ちゃんの広場の方で子供を遊ばせているママ達も
日曜なのでパパさん達も沢山いましたが

何人もの親御さん達が立ち上がり、広場を囲むようにして見始めていました。

ねえねえ、ちょっとヒドイんじゃない?

店の人に言った方が良くない?

危ないね~、こういう子達がいると入れないよね~




そういう声があちこちから聞こえていました。

が。
止めようとする人は誰もいませんでした。

パパさん達、男の人が沢山いるのだから
誰か言ってくれるだろうと思っていたのですが。

みんな腕組をして 険しい顔で眺めているだけです。


やられている男の子は
顔も耳も真っ赤になっていて
唇はまるで 口紅でも塗ったように充血しています。


なんで誰も止めないんだろう・・・


なんで誰も止めないんだろう・・・


なんで誰も止めないんだろう・・・


静ママ、軽いパニック状態です。


こんなに大勢の人が見ていて、
それでも 誰も止めない・・っていう事は

ここは 止めずに見ているべき場面なんだろうか?

大人が口を挟む事の方が 間違っているんだろうか?


なんで誰も止めないの?

なんで?

なんで・・・?


本当に何もかも分からなくなってしまいましたが。

私に分かる事は ただひとつ。

これは 遊び なんかじゃない、ということ。

姿かたちは幼稚園児ですが
やっている事は 大人の リンチ と変わりありません。

足で踏みつけられ
クッションで殴られているあいだ、
小さな男の子は
何も言い返すでも やり返すでもなく、
ぼんやりとした目つきで 広場を取り囲む大人たちを見つめていました。
足で頬を踏みつけられたまま・・・。


そんな時、
仕事の終わったパパが現れ、
広場の向こうから私達に手を振るのが見えました。

帰ろうね、こうたん。


私は置いてあった靴を拾い、
こうたんの手を引いて 広場を横切りました。


そのまま帰ればいいのに。。。


その男の子達の横を通りかかった瞬間
静ママ、気付いた時には
その乱暴者の男の子の手をつかみ上げていました。(T∀T)

なんで・・・
なんでいつも こうなんだろう・・(T∀T)(T∀T)(T∀T)

大勢の大人たちが遠巻きに見ているような状況の中で
なんでいつも先頭切って 首を突っ込んでしまうんだろう。。。。(涙)


あれだけの大人達が みんな止めないでいるのには
なにか根拠があるのかもしれない。

よその子の争いに首を突っ込む私を
あの親はバカだ、と笑う人もいるかもしれない。

なにより私は こうたんより大きな年の子を育てた経験も無い
未熟者なのだから
こんな事は 先輩ママ達に任せておけばいいに決まってる。

そう思っていたはずなのに。


一度突っ込んでしまった首は
そうそう簡単には 元の鞘には収まりません。(T∀T)


ねえ、あなた何してるの!?

乱暴者 : ・・・・・・・・・・。

イヤがる子を殴って、楽しいの!?

乱暴者 : ・・・・・・・・・・。

この子はあなたのお友達なの? 弟なの?

乱暴者 : ・・・・・・・・・・。

ちょっと! あんた、口は無いの!? 返事くらいしなさい!

乱暴者 : ・・・・・・・・・・。

あんたが同じことされたら どう思う?
自分より大きい子に叩かれたり蹴られたりしたらどう思うのよ!


乱暴者 : ・・・・・・・・・・。

どう思うかって聞いてんの! 分からないの? どんな気持ちになるか分からないの!?

乱暴者 : ・・・・・・・・・・。

ふ~ん・・  分からないんだ。 分からないんだね?
じゃあ、おばちゃんが今からあんたの事殴ってあげるから。
そのお顔も足で蹴り飛ばしてあげるからね。

でもね、おばちゃんがあんたを殴るには
あんたのママの許可がいるから。
とりあえずママを呼んできなさい。
いるんでしょ? ママ。
何階で買い物してるの?


乱暴者 : ・・・・・・・・・・。

ほら、あんたのママどこにいんのよ。
一緒に行くから教えなさいよ!



私がそこまで まくし立てると

その男の子は 急に走り出し、広場の外のベンチへ一目散。

そこで 足組みをしながらふんぞり返ってメ-ルをしていた女性に飛びつき

帰ろうぜ、帰ろうぜ! と言っています☆

一瞬ざわめく ちびっ子広場。

は・・ 母親・・ そんなそばに居たんかい・・ ( ̄ロ ̄lll) ( ̄ロ ̄lll) ( ̄ロ ̄lll)

と、野次馬の誰もが口々に・・・。


携帯から一度も目を離さずに歩き始めた母親の
ジ-ンズに掴まりながら歩き始めた その乱暴者。 と、女の子。

そして、服も顔もボロボロになった小さな男の子も
その後に続いて・・・
2、3m 後ろをうつむきながら帰って行きました。

勢い収まらず。
後を追いかけて母親に一言言ってやりたかった静ママですが。
『やめとけよ』と、パパに止められてしまいました。

お前が言えば言うほど、多分あの子は後でもっと仕返しされるよ、きっと。

そう言われて。
しぶしぶ怒りを飲み込み。彼らの後姿を見送りました。


彼らが兄弟だったのか。
園の知り合いだったのか。
肝心な真相も聞きだせぬまま、
もやもやとした気持ちで私達も帰ってきました。

そして、あの母親は
自分の息子がしている事を どう思って見過ごしていたのか。

兄弟だったとしたら
あの男の子は 家の中でもあんな風に
乱暴を受け続けているんだろうか。

そしてそして、何よりも。
日曜日の遊び場
あれだけの大人達がいたのにも関わらず
何故誰も止めようとしなかったのか。

気付いていなかったはずは無い。
自分の子供達を安全な場所にうつし、
わざわざ広場を囲むように立って みんな腕を組んで眺めていた。

自分はある程度 常識のある一般的な人間だと思っていたけれど。
静ママには分かりません。
今あの状況を思い出しても チンプンカンプンです。

大多数の人々と 違う行動をとってしまった時
おかしいのは私の方なんだろうか? と
思わず考え込んでしまいます。

特に、子供を育てるようになってから。
今までは無縁だった 子供達の世界。 子供達の遊び場。

そこには本当に色んな子供がいて。
いろんな大人達がいて。

自分の持っている 僅かばかりの正義感や倫理が
はたして本当に正しいものなのか
実は勘違いなんじゃないだろうか。

そんな風にさえ思えてしまう時があります。


いつも後からそんな風に悩んでしまうから
ああいう場面ではなるべく関わりたくないのに。

また今回も出しゃばってしまいました。
そして とってもブル-です。。。(*x_x)


本当に。
なんで誰も何も言わなかったんだろう。。。。。



9月10日、日曜日
葛西のヨ-カド-のプレイスペ-スに
夕方5~6時頃に居合わせた大人の方々。
どなたかここを見ていらっしゃいませんか。


助けて と言う声も弱々しく
殴られ続けていたあの男の子を
誰も助けようとしなかった理由。

教えてくださる方がいらっしゃいましたら
とてもスッキリするのですが。。。。
by smilenet2004 | 2006-09-10 21:32 | ○葛西リバーサイドモール
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