いらっしゃいませ

栃木リンチ殺人事件

私が以前からずっと気になっていた
栃木リンチ殺人事件。。。





すでに皆さんご存知の事と思いますが
まずは、東京夕刊より抜粋にて。↓


栃木リンチ殺人事件を巡る国家賠償訴訟で
宇都宮地裁で言い渡された判決は、
犯罪の危険性から国民の生命を守る警察の職責を明確にした
常識的で市民感覚にかなった判断と言える。
捜査するかどうかの判断は、
基本的には警察官の判断にゆだねられる事も少なくないが、
判決は、今回の犯行が巧妙で気づきにくい構造だったことを認めながら
「いやしくも犯罪捜査に携わる者であれば当然わきまえておくべきだ」と指摘し
、捜査しなかったことを指弾した。
 被害者学が専門の諸沢英道・常磐大学大学院教授も
「警察官は最悪の結果まで想定して職務に当たらなくてはならないと警鐘を鳴らした」
と評価する。
 さらに、県警は問題発覚後に捜査の怠慢を認めたのに、
裁判ではそれをくつがえし、
殺害のきっかけは被害者遺族の対応にあったとも受け取れる主張を重ねた。
事件後も、法廷の場で被害者の遺族を苦しめ続けたと言え、
その不誠実な対応は猛省が必要だ。
 この判決を、警察はどうあるべきかを考え直すきっかけにするべきだ。(岡村吉和)




結果的に、民意が全面勝訴を収めた異例の判決となりました。

当たり前と言えば、当たり前。
これ以外の結果となっていたら暴動でも起きていたんじゃないか?というくらい
この裁判には日本中が注目していました。

でも。
きっと、どんな結果になっていたとしても
暴動は起きなかったし、罪無き故人が戻ることも無い。
世の中なんて 冷たいものです。

被害者のお父様がこれまで一人で戦ってこられた経緯を、その年月を思うと
本当に深く胸が痛みます。
そしてこれからも、一人で生きていれるのだと思うと・・・
大切な息子さんを無残なリンチで失い、
奥様まで失った 残りの人生を
どう生きてゆかれるのか。
考えれば考えるほどに胸は痛みます。

こういうイジメやリンチ殺人などのニュ-スは
これまで、自分を被害者の立場に置き換えて
その苦しみや無念さを思い、心を寄せてきましたが
自分が子供を産んでからは、
これがもし、自分の子供だったら・・と思いながら見るようになりました。

これがもし、自分の子供だったら・・・

それは、自分がどんな目に遭うよりも辛いでしょう。苦しいでしょう。
子供が風邪で熱を出している、
その様子を見ているだけだって
親というものは辛いのです。

私だったら・・・
私だったらどうしただろう。

こうたんがもし、こんな目に遭ったら
加害者ばかりを擁護する警察なんかに、国家なんかに
加害少年達を渡しはしなかったかもしれない。

警察よりも先に、なんとしても加害少年たちを見つけ出し
息子にした事と同じ事を、そいつらにしていたかもしれません。
一人ひとりに熱湯を浴びせ、バ-ナ-で皮膚を焼き、
命乞いするその顔を
原型の無くなるまで蹴り上げていたことでしょう。

でも、このお父さんは
長い年月をただ一人、正規の手順を踏んで戦い抜きました。
息子さんが殺害されてからの6年5か月という
長い長い年月を。
それはただ、復讐のためなどでなく
世の中を変えたい
こんな事件はこれで最後にしてほしい
という、強い願いと使命感に裏づけされた
ひたむきな努力の賜物。

お父さんは本当に、たった一人で
この国を一歩 前へと動かしました。

これは、テレビという箱の中のフィクションでは無く、
この日本で、この国の、この町のどこかで
明日は自分に起こりうるかもしれない悲劇。

イジメや暴力や、殺人を撲滅することが不可能だとしても
せめて、それを裁く正義の目だけは
濁り無きものであってほしいと願います。

子供達が生きてゆく次世代のためにも。
心正しき者達がバカを見ることが無いように。
この判決を、足がかりに。
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by smilenet2004 | 2006-04-12 18:08
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