いらっしゃいませ
さようなら、ハナ。
我が家の長老、オカメインコのハナたん が
お星様になりました。
↓ 2才の頃のこうたんと ハナたん。 ↓
二ヶ月以上、下痢が続いていたり、
止まり木にもうまく登れずに 下にうずくまったりしていたので
そろそろお迎えがきちゃうのかな。 とは
時間をかけて覚悟していました。
もう、充分すぎるほど長生きをしてくれていたし。
私の中では 気持ちの整理がついていました。
それでも 亡くなる前の晩には
パパが
部屋を暖めてやったら もう少し生きられるかもしれないな
と言って 今年初めて 床暖房のスイッチを入れて
みんなで鳥かごを囲んで 床で眠りました。
そして朝 私達がいつもより早く目覚めた時には
ハナたんは 静かに 静かに 綺麗な姿のままで
冷たくなっていました。
覚悟はついていたものの
私はやはり涙が止まらず
その涙を何度も何度も こうたんがティッシュで拭いてくれました。
こうたんは泣きませんでした。
悲しくないの?と聞くと
だって、死ぬことはお別れじゃないんでしょう?
死んでも いつも心はそばにいる、って
牧師様がいつもそう教えてくれるんだよ
そんな事を言っていました。
パパを仕事に送り出してから
こうたんと二人で ハナにお手紙を書きました。
それから、ハナのほっぺたと同じ色のお花を摘みに行きました。
家のすぐ隣りの ひっそりとした森のような公園の
木漏れ日の当たる 片隅に
やぶ蚊に刺されながら 穴を掘りました。
そこにハナの亡骸と 手紙と 摘んできたお花と
小鳥のエサを沢山撒いて
さあ、こうたん、一緒に土をかけてあげよう と言うと
こうたんは イヤだと言って背中をむけて
勝手に虫取りや木登りをして遊んでいました。
頭では分かっていても
ハナの体に土をかける、というのが
どうしても出来なかったみたいです。
いくら、死ぬことはお別れじゃない と言われても
心はずっと一緒だと言われても
土をかけて埋めてしまったら
もう 二度と会えないことくらい
こうたんにだって 分かってしまう。
結局 私ひとりで土を戻し 手を合わせている間
こうたんは 口をへの字に結んで 木登りをしていました。
さようなら、 ハナ
もう、安心して行っていいよ
こうたんのことは心配しないで。
振り返らずに行っていいよ
橋の向こうにはきっと
ポポたんが迎えにきているはずだから。
もう一度生まれ変わる時には
どんな姿でもいいから
ママのそばに帰ってきてね
家に帰って。
普通に過ごして。
普通にテレビを観て笑って
ご飯も食べて お風呂にも入って。
いつものように 一日が終わる時
ベッドの中でこうたんが 堰を切ったように泣き始めました。
泣いて泣いて 目も鼻も真っ赤になって
しゃくりあげて苦しんで
布団の上で もがいていました。
こ・・ 公園がさ・・・
真っ暗だからさ・・・
ハ・・ ハナちゃんが きっと怖いって言ってるよぉ
ハナちゃん出してあげようよぉ・・・ ひっく・・・ひっく・・・
ハナちゃんさ・・ お心はおうちに居るんだけどさ・・・
体がさ・・・ えっとさ・・ 体もさ・・・
おうちに帰りたいって言ってるよぉ・・・
もっかい 穴ほって 出してあげてよぉ・・・ >_<
呼吸困難になるほど泣きながら
もう一度 穴を掘り返しに行こうと 泣き叫ぶこうたん。
命を見送るのは これが二度目だけれど
ポポたんを見送った時よりも
こうたんの心は 成長していて。
ハナをあんな冷たい土に埋めてきたのに
自分だけ暖かい布団で眠ることに胸が痛んだのか
それとも
掘り起こしても生き返らない事くらい分かってはいても
いくら心は永遠だと言われても
体か無くなってしまったら やはりそれは お別れなんだという
受け入れたくない事実と戦っていたのか。
パニックのように 泣いて 泣いて
その夜のこうたんは
泣き疲れて やっと眠りました。
その 涙にぬれた寝顔を見ながら
この子はきっと 公園の鳩をエアガンで撃ったり
その足を切ったりするような残酷な遊びを
一生しないだろうな、と ぼんやりと思いました。
それが ハナが残してくれた最大のプレゼントだとしたら
その命はなんと重く 意味のあるものであったか。
牧師様のお言葉よりも
私の陳腐な慰めよりも
もっともっと確かなものを
ハナは こうたんの心に刻み付けてくれました。
長い間、私達の家族でいてくれたハナ、本当にありがとう。
多くのものを残して去ってゆく動物達には
いつも 感謝の言葉しかありません。
こうたんがもし、私に内緒でお墓を掘り起こしても
どうか 怒らずに成仏してね。( ̄ー ̄;)
ポポにも よろしく伝えてね。
さよなら、ハナ。
ありがとう。
ハナとこうたんの想い出
↓↓↓↓
お星様になりました。
↓ 2才の頃のこうたんと ハナたん。 ↓
二ヶ月以上、下痢が続いていたり、
止まり木にもうまく登れずに 下にうずくまったりしていたので
そろそろお迎えがきちゃうのかな。 とは
時間をかけて覚悟していました。
もう、充分すぎるほど長生きをしてくれていたし。
私の中では 気持ちの整理がついていました。
それでも 亡くなる前の晩には
パパが
部屋を暖めてやったら もう少し生きられるかもしれないな
と言って 今年初めて 床暖房のスイッチを入れて
みんなで鳥かごを囲んで 床で眠りました。
そして朝 私達がいつもより早く目覚めた時には
ハナたんは 静かに 静かに 綺麗な姿のままで
冷たくなっていました。
覚悟はついていたものの
私はやはり涙が止まらず
その涙を何度も何度も こうたんがティッシュで拭いてくれました。
こうたんは泣きませんでした。
悲しくないの?と聞くと
だって、死ぬことはお別れじゃないんでしょう?
死んでも いつも心はそばにいる、って
牧師様がいつもそう教えてくれるんだよ
そんな事を言っていました。
パパを仕事に送り出してから
こうたんと二人で ハナにお手紙を書きました。
それから、ハナのほっぺたと同じ色のお花を摘みに行きました。
家のすぐ隣りの ひっそりとした森のような公園の
木漏れ日の当たる 片隅に
やぶ蚊に刺されながら 穴を掘りました。
そこにハナの亡骸と 手紙と 摘んできたお花と
小鳥のエサを沢山撒いて
さあ、こうたん、一緒に土をかけてあげよう と言うと
こうたんは イヤだと言って背中をむけて
勝手に虫取りや木登りをして遊んでいました。
頭では分かっていても
ハナの体に土をかける、というのが
どうしても出来なかったみたいです。
いくら、死ぬことはお別れじゃない と言われても
心はずっと一緒だと言われても
土をかけて埋めてしまったら
もう 二度と会えないことくらい
こうたんにだって 分かってしまう。
結局 私ひとりで土を戻し 手を合わせている間
こうたんは 口をへの字に結んで 木登りをしていました。
さようなら、 ハナ
もう、安心して行っていいよ
こうたんのことは心配しないで。
振り返らずに行っていいよ
橋の向こうにはきっと
ポポたんが迎えにきているはずだから。
もう一度生まれ変わる時には
どんな姿でもいいから
ママのそばに帰ってきてね
家に帰って。
普通に過ごして。
普通にテレビを観て笑って
ご飯も食べて お風呂にも入って。
いつものように 一日が終わる時
ベッドの中でこうたんが 堰を切ったように泣き始めました。
泣いて泣いて 目も鼻も真っ赤になって
しゃくりあげて苦しんで
布団の上で もがいていました。
こ・・ 公園がさ・・・
真っ暗だからさ・・・
ハ・・ ハナちゃんが きっと怖いって言ってるよぉ
ハナちゃん出してあげようよぉ・・・ ひっく・・・ひっく・・・
ハナちゃんさ・・ お心はおうちに居るんだけどさ・・・
体がさ・・・ えっとさ・・ 体もさ・・・
おうちに帰りたいって言ってるよぉ・・・
もっかい 穴ほって 出してあげてよぉ・・・ >_<
呼吸困難になるほど泣きながら
もう一度 穴を掘り返しに行こうと 泣き叫ぶこうたん。
命を見送るのは これが二度目だけれど
ポポたんを見送った時よりも
こうたんの心は 成長していて。
ハナをあんな冷たい土に埋めてきたのに
自分だけ暖かい布団で眠ることに胸が痛んだのか
それとも
掘り起こしても生き返らない事くらい分かってはいても
いくら心は永遠だと言われても
体か無くなってしまったら やはりそれは お別れなんだという
受け入れたくない事実と戦っていたのか。
パニックのように 泣いて 泣いて
その夜のこうたんは
泣き疲れて やっと眠りました。
その 涙にぬれた寝顔を見ながら
この子はきっと 公園の鳩をエアガンで撃ったり
その足を切ったりするような残酷な遊びを
一生しないだろうな、と ぼんやりと思いました。
それが ハナが残してくれた最大のプレゼントだとしたら
その命はなんと重く 意味のあるものであったか。
牧師様のお言葉よりも
私の陳腐な慰めよりも
もっともっと確かなものを
ハナは こうたんの心に刻み付けてくれました。
長い間、私達の家族でいてくれたハナ、本当にありがとう。
多くのものを残して去ってゆく動物達には
いつも 感謝の言葉しかありません。
こうたんがもし、私に内緒でお墓を掘り起こしても
どうか 怒らずに成仏してね。( ̄ー ̄;)
ポポにも よろしく伝えてね。
さよなら、ハナ。
ありがとう。
ハナとこうたんの想い出
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by smilenet2004
| 2009-09-19 14:46
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