いらっしゃいませ
ポポたんの老い
ここ数日のことです。
ポポたんがおトイレを失敗するようになってきました。
時にはリビングの真ん中で。
時には、おトイレのほんの手前で。
ポポたんはこの夏で17歳になりましたが、
目、耳、鼻がほとんど機能していないものの、
おトイレだけは間違いなく出来ていたのです。
急に涼しくなったからかな。。。
今日は、床にも、お布団にもしてしまいました。
おしっこで濡れたタオルケットやシ-ツを洗濯機に放り込み、
そのままぼんやりと洗濯機を眺めていたら
静ママ、なんだか泣けてきました。
ポポたんの『 老い 』という現実を、目の前に突きつけられたような気分でした。
ついに こういう時期がきたんだなあ。。。
『 大丈夫でちゅよ♪ 汚れたら拭けばいいんでちゅ♪ 』
私が床を拭く横で、こうたんも手伝ってくれました。
自分用のお尻拭きの紙で。。。
しかも全然関係無いとこ拭いてるけど。。。 ^-^;
ランキングも こうたん健闘中!
パパと相談して、
『 夜だけでもケ-ジに入れようか 』 ということになりました。
夜中に起きて、キッチンの奥のおトイレまで行くのはポポたんには大変なんだろう。
トイレに行きたい気持ちがあっても、間に合わないのかもしれない。
ケ-ジの中におトイレと、毛布と、お水を入れてあげよう。
そう決めて、ペットショップに行きました。
でも。。。
実際に売り場で色々なケ-ジを眺めていたら
人も沢山いるというのに。
お店のスタッフさんも親切に説明してくれているのに。
静ママ、涙がこぼれて止まらなくなってしまいました。
ポポたんを。。。
ケ-ジで寝かせるなんてやっぱり出来ないよ。
もちろん、小さな頃からケ-ジで寝せる躾をしてこなかった私が悪い。
もっと若い頃から慣らしていた場所なら、
ポポたんだって その方が安心して眠れるに違いない。
でも、手のひらに乗るほど小さな頃から、
ポポたんは私の横で眠っていたんです。
結婚してからもずっと、私とパパの間で寝ていて・・・
私が旅行に行く時にも、預かってくれた友人は
『 ポポたん、全然寝ないで、夜通し玄関の前に座っていたよ。寂しかったんだね 』
と教えてくれて・・・
そんな思い出の一つ一つが もの凄い勢いで押し寄せてきて。。。
涙で喉が詰まりました。
私、こんな所で何やってるんだろう。
ポポたんがおトイレを失敗するようになった途端に
ケ-ジに入れようなんて。
そんなこと考えるなんて。
老いたポポたんに これ以上私の・・ 人間の身勝手を押し付けちゃいけない。
ポポたんの寝場所はずっと私の横だったんだもの。
こうたんが生まれる ずっとずっと前から。
気付けてよかった。
そう思って、ペットショップを出ました。
鼻の頭が赤くなるほど泣いてしまって。。。
店の方は変に思ったでしょうね。
パパにこの気持ちを説明すると
『 俺はもちろん、かまわないよ。
でも、これからもっともっと、お前が大変になるんだよ 』
そう言いました。
その通りだと思います。
日々成長していくこうたんのお世話は、楽しいことの方が圧倒的に多い。
だから頑張れる。
でも、これからどんどん老いていくポポたん。
その介護は きっとツライことの方が多いのでしょう。
でも、どちらも私の大切な子供たち。
ケ-ジに入れた方がおトイレの世話が楽だから、なんて
大人の都合で淋しい思いをさせちゃいけない。
ポポたんの安心して眠れる場所は 今も変わらず私の隣り。
そう育ててしまったのも、私。
だったら、死ぬまでその生活を守ってあげるのが
親の・・・ 飼い主の責任だと思ったのです。
夜中のおトイレが間に合わないのなら、
夜中に何度か私がトイレまで連れて行ってあげればいい。
それでも失敗してしまったら
床なら拭けば済むこと。
お布団だって、干せば済むこと。
それでも家の中が臭うようになったら
お布団だって買い換えればいいじゃん。
そんな風に気持ちを切り替えて
介護に挑む覚悟を決めました。
そして、こうたんにも。
もう少し大きくなったら話してあげたい。
『 こうたん、一緒に拭いてくれたんだよね。ポポたん、嬉しかったと思うよ 』
こうたんにその意味が分かる頃、
もうポポたんはここにはいないと思うけど。
有意義な苦労と無意味な苦労があったとして、
これはきっと とても大きな意味を持つ苦労の入り口。
ポポたんが その命をもって私達に教えてくれる
この世でいちばん大切なこと。
楽を望まず、目をそらさずに
向き合っていこうと決めました。
パパと・・・
こうたんと一緒に。
『 だからぁ~、拭けばいいんでちゅよ! 泣いてるヒマがあったら拭いてくだちゃい☆ 』
今日の こうたん は何位かな?
ポポたんがおトイレを失敗するようになってきました。
時にはリビングの真ん中で。
時には、おトイレのほんの手前で。
ポポたんはこの夏で17歳になりましたが、
目、耳、鼻がほとんど機能していないものの、
おトイレだけは間違いなく出来ていたのです。
急に涼しくなったからかな。。。
今日は、床にも、お布団にもしてしまいました。
おしっこで濡れたタオルケットやシ-ツを洗濯機に放り込み、
そのままぼんやりと洗濯機を眺めていたら
静ママ、なんだか泣けてきました。
ポポたんの『 老い 』という現実を、目の前に突きつけられたような気分でした。
ついに こういう時期がきたんだなあ。。。
『 大丈夫でちゅよ♪ 汚れたら拭けばいいんでちゅ♪ 』
私が床を拭く横で、こうたんも手伝ってくれました。
自分用のお尻拭きの紙で。。。
しかも全然関係無いとこ拭いてるけど。。。 ^-^;
ランキングも こうたん健闘中!
パパと相談して、
『 夜だけでもケ-ジに入れようか 』 ということになりました。
夜中に起きて、キッチンの奥のおトイレまで行くのはポポたんには大変なんだろう。
トイレに行きたい気持ちがあっても、間に合わないのかもしれない。
ケ-ジの中におトイレと、毛布と、お水を入れてあげよう。
そう決めて、ペットショップに行きました。
でも。。。
実際に売り場で色々なケ-ジを眺めていたら
人も沢山いるというのに。
お店のスタッフさんも親切に説明してくれているのに。
静ママ、涙がこぼれて止まらなくなってしまいました。
ポポたんを。。。
ケ-ジで寝かせるなんてやっぱり出来ないよ。
もちろん、小さな頃からケ-ジで寝せる躾をしてこなかった私が悪い。
もっと若い頃から慣らしていた場所なら、
ポポたんだって その方が安心して眠れるに違いない。
でも、手のひらに乗るほど小さな頃から、
ポポたんは私の横で眠っていたんです。
結婚してからもずっと、私とパパの間で寝ていて・・・
私が旅行に行く時にも、預かってくれた友人は
『 ポポたん、全然寝ないで、夜通し玄関の前に座っていたよ。寂しかったんだね 』
と教えてくれて・・・
そんな思い出の一つ一つが もの凄い勢いで押し寄せてきて。。。
涙で喉が詰まりました。
私、こんな所で何やってるんだろう。
ポポたんがおトイレを失敗するようになった途端に
ケ-ジに入れようなんて。
そんなこと考えるなんて。
老いたポポたんに これ以上私の・・ 人間の身勝手を押し付けちゃいけない。
ポポたんの寝場所はずっと私の横だったんだもの。
こうたんが生まれる ずっとずっと前から。
気付けてよかった。
そう思って、ペットショップを出ました。
鼻の頭が赤くなるほど泣いてしまって。。。
店の方は変に思ったでしょうね。
パパにこの気持ちを説明すると
『 俺はもちろん、かまわないよ。
でも、これからもっともっと、お前が大変になるんだよ 』
そう言いました。
その通りだと思います。
日々成長していくこうたんのお世話は、楽しいことの方が圧倒的に多い。
だから頑張れる。
でも、これからどんどん老いていくポポたん。
その介護は きっとツライことの方が多いのでしょう。
でも、どちらも私の大切な子供たち。
ケ-ジに入れた方がおトイレの世話が楽だから、なんて
大人の都合で淋しい思いをさせちゃいけない。
ポポたんの安心して眠れる場所は 今も変わらず私の隣り。
そう育ててしまったのも、私。
だったら、死ぬまでその生活を守ってあげるのが
親の・・・ 飼い主の責任だと思ったのです。
夜中のおトイレが間に合わないのなら、
夜中に何度か私がトイレまで連れて行ってあげればいい。
それでも失敗してしまったら
床なら拭けば済むこと。
お布団だって、干せば済むこと。
それでも家の中が臭うようになったら
お布団だって買い換えればいいじゃん。
そんな風に気持ちを切り替えて
介護に挑む覚悟を決めました。
そして、こうたんにも。
もう少し大きくなったら話してあげたい。
『 こうたん、一緒に拭いてくれたんだよね。ポポたん、嬉しかったと思うよ 』
こうたんにその意味が分かる頃、
もうポポたんはここにはいないと思うけど。
有意義な苦労と無意味な苦労があったとして、
これはきっと とても大きな意味を持つ苦労の入り口。
ポポたんが その命をもって私達に教えてくれる
この世でいちばん大切なこと。
楽を望まず、目をそらさずに
向き合っていこうと決めました。
パパと・・・
こうたんと一緒に。
『 だからぁ~、拭けばいいんでちゅよ! 泣いてるヒマがあったら拭いてくだちゃい☆ 』
今日の こうたん は何位かな?
by smilenet2004
| 2005-09-21 18:52
| ●ポポたんと過ごした日々
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