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いらっしゃいませ

逢瀬のひととき。。。♪

今日はパパがお休みなので みんなでお出かけ・・・ と思ってたけど
こうたんが 今日はパ-ティだから保育園行かなくちゃ~♪  と
朝から張り切っていたので (卒園する子達と最後の合同ランチらしい。)
こうたんを保育園に送り届けてから
私とパパ、大人二人で何もすること無いしどうしようか・・・ となり・・・
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急な思いつきで
別々の施設に居る じ-ちゃんば-ちゃん を会わせてあげることにしました♪
それぞれの施設に電話を入れて色々確認をとってから

まずは じ-ちゃん をお迎えに!
じ-ちゃんが嬉しそうなのは もちろんのことですが
施設の職員さんたちが みなさん、
良かったわね~!>_<
楽しんできてね~!
時間気にしなくていいから、ゆっくりお顔見てらっしゃいね~! 

と じ-ちゃんの手を握ってくれたり
肩を抱いてくれたり。
ものすごく暖かい見送りを受けて ちょっと驚きました。
こういう施設の方々の暖かさって
親身になる とか、献身的、なんてくらいの言葉じゃ語れないほどに
本当にいつも こちらが驚くほど暖かい。

で、驚いたと言えば
じ-ちゃん、ちゃんとうちのパパの顔も名前も覚えていてくれました☆
行きの車中で
じ-ちゃん、パパのことを忘れてしまってるかもしれないけど
気を悪くしないでね 

と 私に言われていたパパは
じ-ちゃんに会うなり 
よく来てくれたな~! ○○○!  と名前を呼ばれて
めずらしく 目頭を潤ませていました。


そして、 じ-ちゃんを乗せて
ば-ちゃんの施設へGO!


ば-ちゃんは エレベ-タ-の扉の前で待っていました。^^
ここからはもう、想像通りの感動の再会。
私もパパも もらい泣きしちゃって 写真撮れませんでしたが・・・(T∀T)


ちょっと落ち着いて。 お二人の再会をパチパチ連写。
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涙が止まらなくて
じ-ちゃんに いい子いい子してもらってる ば-ちゃん。^^
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これは良く撮れたので 札幌のおばちゃん(ば-ちゃんの姉) に送ってあげよう。
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せっかく旦那様がみえてるのだから
今日のリハビリはお休みしましょうね♪
 
 と
リハビリの先生は言ってくれたのですが
ば-ちゃんは リハビリを頑張っている姿をじ-ちゃんに見せたい! と・・・
↓ はりきって 発語の練習! ↓
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一時間半ほど 逢瀬の時間を楽しんで。。。。
そろそろ 昼食の時間になるので 席を立つことに。

↓ もう行っちゃうの? と 寂しそうなば-ちゃん。 ↓
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じ-ちゃんは 外食の許可を取ってきたので
これから私とパパとじ-ちゃんとで ラ-メンでも食べて帰るのだ、と言ったら
(私は隠してたのに じ-ちゃんが・・ ^-^;)

私は??  って感じのば-ちゃん。

一緒に連れて行ってあげたいけど無理だよ・・・ 
と私が言うと

なんでなんで?? と 食い下がるので


めんどくさいからだよ ( ̄ー ̄)  

と言ったら
テ-ブルの下で パパに足を蹴られ
ば-ちゃんには思いっきり背中をひっぱたかれました。

じょ・・  冗談なのに・・・ (ノ_ _)ノ


いや でもほんとに。

ば-ちゃん連れて行ったら また戻ってこなくちゃならないし。
せめて 雨の降ってない日にしようね。

と ば-ちゃんに言い聞かせて
( あっかんべ~ されたけど・汗 )


1Fのホ-ルまで見送りについてきたば-ちゃんに
じ-ちゃんも いつまでも手をふりながら

ほんの数時間のデ-トは終わりました。




でも。 行くはずだったら-めん屋さんが定休日で
結局近くのファミレスに。

大好きな アツアツのら-めんを食べさせてあげられなかったけど
ファミレスでも じ-ちゃんは もの凄く喜んでくれました。
ファミレスでこんなに喜ぶ人を見たのは初めてで・・・
たぶん、店の人も見たこと無いんじゃないかな。
目に涙を浮かべながら
一口ごとに 嬉しいな・・・ ありがたいな・・・ と言って食べる人を。
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私とじ-ちゃんは 昔から良い関係ではなかった・・ というか
頑固で神経質で 他人の意見になど耳を貸さないこの人を
私は 幾つになっても 心のどこかで恐れていたようなところがあって。
年老いてからも なお 上手に手を差し伸べてあげることが出来ませんでした。

中学にあがる頃までは
この じ-ちゃんと ば-ちゃんを
私は本当の父と母だと教えられ、そう信じて一緒に暮らしていました。

それが 実は違う、と聞かされてからは
お互いに 遠慮の無い言い争いと ケンカの毎日でした。

好きで育てているんじゃない!イヤなら出て行け! と
コブシで殴られたこと、数知れず。

高校の卒業と同時に
飛び出すように あの南砂の家を出て 二十年ちかく。


私は今日 はじめて
じ-ちゃんの手を握りました。


私を殴りつけていたじ-ちゃんの拳は
岩のように重くて 硬かったのに。


今はもう、強く握ったら折れてしまいそうな
骨に やっと一枚、皮膚が張り付いているだけの手のひら。


杖をつきながらフラフラと 一歩一歩の不確かな歩みに
見かねて 手を取ると

じ-ちゃんは ぎゅっと握り返し


悪いなあ。
おまえにはつらい思いばかりさせてきたのになあ。
 と


そう言ってくれました。


小雨の降る中 ファミレスの駐車場を
じ-ちゃんの手をひきながら
雨にまかせて 泣きながら歩きました。


私は じ-ちゃんに育ててもらって感謝してるよ。

と言うと

うなづくように そうか。 と言いました。


悪いなんて言わなくていいよ。
してもらってきたこと、 今 かえしてるだけだよ。

と言うと


もう一度  そうか。 と言いました。



何十年も言えなかったことが
やっと言えた
そんな一日でした。
by smilenet2004 | 2009-03-25 19:37
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